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「仙台防災未来フォーラム」は、東日本大震災の経験や教訓を未来の防災に繋ぐため、 セッションやブース展示、体験型イベントなどを通じて市民のみなさまが防災を学び、日頃の活動を発信できるイベントです。
今回のテーマは
主役はマルチステークホルダー
わたしたちが知る・行動する 防災の未来へ
「マルチステークホルダー」とは?
国籍、年齢、性別等によらない、個人・ボランティア・町内会などのコミュニティ・行政・企業・市民団体・研究機関・国際機関・報道機関などさまざまな立場の人や団体を指します。マルチステークホルダーが防災・減災に関心を持ち、学び、考え、対等な立場でお互いに協力することが、災害に強い社会を作っていくために重要です。
▲ 仙台防災未来フォーラム2017の様子(仙台国際センター展示棟)
仙台防災未来フォーラムは国連防災世界会議の仙台開催から1周年を機に2016年3月に初めて開催され、今年で4回目となります。仙台市では、子どもから若者、高齢者まで、また性別や国籍の違い、障害の有無などによらず、地域のすべての関係者(ステークホルダー)が自助・共助を担う地域づくりを進めています。本フォーラムは、こうした防災の担い手たちが自分たちの取り組みを発表・共有・継承することで、国連防災世界会議での市民発信を一過性のものとすることなく、新たなネットワークや交流を生み出し、未来の防災に貢献することを目指して開催しています。
▲ 第3回国連防災世界会議開会式の様子(仙台国際センター展示棟)
2015年3月14日(土)~18日(水)に開催され、185か国の政府代表団、政府間組織、NGO、国際機関等から6,500人以上が参加し、成果文書として「仙台防災枠組2015-2030」が採択されました。仙台防災枠組は防災に関わる国際的な取り組みの指針で、期待される成果と目標、指導原則、優先行動、関係者の役割や国際協力等を規定しています。枠組の策定にあたり、我が国からも多様な主体の関与、防災・減災への投資と「より良い復興(Build Back Better)」の重要性などを提案し、その考え方が枠組の中に取り入れられました。