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多様な主体(マルチステークホルダー)による防災・減災・復興の取り組みや、課題、方向性、将来像を報告します。
概要
前半は今年度実施した「仙台防災枠組※1連続講座」の受講生から、講座での気づきや、今後の地域の防災・減災の取り組みへの仙台防災枠組の活用等について発表します。後半は、「『結』プロジェクト※2」の参加校3校による、防災・減災を進める実践活動の報告会を行います。国連国際防災戦略事務局(UNISDR)駐日事務所松岡由季代表をお招きし、ご講評をいただきます。
※1 第3回国連防災世界会議で採択された2030年までの国際的な防災の取組指針。
※2 東日本大震災の経験を元に考案された減災ポケット「結」(ハンカチ)を活用し、日本や世界へ減災意識を広め、次の災害の被害を少しでも減らすことを目標とした東北大学と仙台放送によるプロジェクト。
プログラム
【パート1】
■開会・講座概要…今村 文彦 氏(東北大学災害科学国際研究所 所長)
■受講者による発表
① 大内 幸子 氏(せんだい女性防災リーダーネットワーク)
② 関内 昭一 氏(将監町内会自治会連絡協議会)
③ 菊地 正衡 氏(特定非営利活動法人 防災士会みやぎ 理事長)
■まとめ…今村 文彦 氏(東北大学災害科学国際研究所 所長)
【パート2】
■開会・プロジェクト概要…保田 真理 氏(東北大学災害科学国際研究所 助手)
■減災活動発表会
● 岩沼市立玉浦小学校 ● 亘理町立荒浜小学校 ● 角田市立東根小学校
■まとめ…保田 真理 氏(東北大学災害科学国際研究所 助手)
【全体講評・まとめ】
● 今村 文彦 氏(東北大学災害科学国際研究所 所長)
● 松岡 由季 氏(国連国際防災戦略事務局(UNISDR)駐日事務所 代表)
【みちのく仙台☆ORI姫隊の復興活動のご紹介】
お問い合わせ先
東北大学災害科学国際研究所 TEL.022-752-2090 FAX.022-752-2091
仙台市まちづくり政策局防災環境都市推進室 TEL.022-214-8098 FAX.022-214-8497
概要
国連防災世界会議開催を機に防災発信を継続・強化することを目指して2015年4月に発足した任意組織「みやぎ防災・減災円卓会議」(研究機関、経済団体、行政、市民団体、報道機関など48団体、83人登録)が1年間の活動を総括し、今後の連携の方向性を討議します。被災地発の震災教訓の伝承と防災啓発の統合的な発信に向けて、必要とされるテーマや基盤作りのあり方について意見を交わします。
プログラム
防災・減災推進のための拠点組織は、阪神・淡路大震災や新潟県中越地震の被災地で先行例があります。東日本大震災の被災地でも同様の組織づくりを目指し、意見交換を行います。
お問い合わせ先
河北新報社防災・教育室 TEL.022-211-1591 FAX.022-211-1339
概要
東日本大震災を機に防災・減災への関心は高まり、日頃からの備えと対策が必須だと言われています。非常時(災害時)の対応は平時の取り組みの延長です。そして、災害時により安全で安心した避難や生活を送るためには、平時における地域住民の相互理解とネットワークの構築が大切です。本セッションでは、国連防災世界会議で採択された「仙台防災枠組2015-2030」より、ステークホルダーの役割を問いながら、インクルーシブ防災をめざした地域づくりについて皆様とともに議論を深めて参ります。また、東北福祉大学の研究プロジェクト成果(「東日本大震災が障害児者とその家族にもたらした生活課題と復興への取り組み」)についてもご紹介します。
プログラム
10:00 開会宣言
10:02 セッション概要説明・報告者紹介
10:10 報告① 立木 茂雄
10:25 報告② 山崎 栄一
10:40 報告③ 三浦 剛
10:55 報告④ 髙橋 洋子、阿部 一彦
11:10 指定討論 小関 理、金子光宏
11:20 質疑応答
11:50 総括
12:00 閉会宣言
【コーディネーター】
● 三浦 剛 氏(東北福祉大学総合福祉学部 教授)※報告者兼
【報告者】
● 立木 茂雄 氏(同志社大学社会学部 教授)
● 山崎 栄一 氏(関西大学社会安全学部 教授)
● 髙橋 洋子 氏(仙台市健康福祉局障害企画課 課長)
● 阿部 一彦 氏(東北福祉大学総合福祉学部 教授/仙台市障害者福祉協会 会長)
【指定討論者】
● 小関 理 氏(脊髄梗塞 患者と家族の会)
● 金子 光宏 氏(仙台市障害者総合支援センター 所長)
お問い合わせ先
東北福祉大学 TEL.022-233-3111(代表) FAX.022-301-1293
多様な主体(マルチステークホルダー)による防災・減災・復興の取り組みや、課題、方向性、将来像等を報告します。
概要
持続可能な防災まちづくりを進めていくためにも、日頃からの“顔の見える”人と人とのネットワークや地域コミュニティづくりがまず大切です。このセッションでは、日常的なまちづくり活動が活発で、それが防災の優れた取り組みにもつながっている事例を参加者の皆さんと共有し、コミュニティにおける地域防災の今後の活動や課題解決のヒントを考えます。
プログラム
■開会・趣旨説明
佐藤 健 氏(東北大学災害科学国際研究所 教授)
■仙台市の地域の取り組み事例紹介
事例① 今野 均 氏(青葉区片平地区連合町内会 会長)
事例② 菅井 茂 氏(若林区南材地区町内会連合会 会長)
事例③ 菅原 康雄 氏(宮城野区福住町町内会 会長)
■まとめ
佐藤 健 氏(東北大学災害科学国際研究所 教授)
お問い合わせ先
仙台市まちづくり政策局防災環境都市推進室 TEL.022-214-8098 FAX.022-214-8497
概要
東日本大震災から6年になる2017年3月、次世代を担う若者たちと風化を考え、教訓伝承の大切さと防災啓発の重みを共有するトークイベントを開催します。メーンゲストは、震災の実相にレンズを向け続けてきたフォトジャーナリスト安田菜津紀さん。2017年4月開講の「311『伝える/備える』次世代塾」のキックオフイベントと位置づけ、次世代育成の機運を盛り上げます。
プログラム
■企業・団体からのプレゼンテーション①…尚絅学院大学(学生ボランティアチームTASKI)
■企業・団体からのプレゼンテーション②…河北新報社(防災・教育室)
■講演…安田 菜津紀 さん(フォトジャーナリスト)
■トークセッション…テーマ「災害伝承の重み~次世代が担うべきもの」
【パネリスト】
● 安田 菜津紀 さん(フォトジャーナリスト)
● 志野 ほのか さん(石巻西高校3年生)
● 佐々木 奏太 さん(宮城教育大学3年生)
● 吉田 祐也 さん(東北大学大学院経済学研究科修士1年)
【コーディネーター】
● 武田 真一(河北新報社防災・教育室 室長)
お問い合わせ先
河北新報社営業部 TEL.022-211-1318 FAX.022-227-3090
申込方法
ハガキまたはメールのみ 応募先についてはお問い合わせください。
概要
日本の防災・復興の経験や様々な行政の取組みが途上国に伝えられ、共有され役立っていることをご存知ですか?日本の防災・復興の経験や仙台市の下水道分野の取り組みがどのように途上国に伝えられ、どのように持続可能な開発目標(SDGs)の貢献に繋がっているのかを、2015年に発生したネパール地震の復興、仙台市による国際協力を通してご紹介します。これから仙台・東北から世界へどのような「経験を伝える・共有する・継承する」ことができるのかを一緒に考えましょう。
プログラム
■開会…村瀬 達哉 氏(JICA東北)
■講演
① JICAの防災協力…秋山 慎太郎 氏(JICA地球環境部 防災グループ)
② JICAのネパールにおける震災復興支援
…室岡 直道 氏(JICA社会基盤・平和構築部 都市・地域開発グループ)
③ ネパールにおける震災復興の取り組み
● Sanjay Sharma 博士(復興庁 次官)
● Anirudra Nepal 氏(シンドバルチョーク郡 上級監査官)
● Satis Kumar Bhattarai 氏(ゴルカ郡 計画管理官)
● Chet Prasad Amagain 氏(バルパック村役場 助役)
● Sushila Wagle 氏(ゴルカ郡女性組合 職員)
④ 仙台・東北と世界とのつながり…水谷 哲也 氏(仙台市建設局下水道経営部経営企画課)
■質疑応答
お問い合わせ先
独立行政法人国際協力機構(JICA)東北⽀部市民参加協力課 TEL.022-223-4772 FAX.022-227-3090
定員250名 申込不要
概要
フォーラムのまとめとして、それぞれのテーマセッションでの議論結果の報告をもとに、震災の経験や教訓などを「伝える」ことの大切さやその課題について考えるとともに、多様な主体(マルチステークホルダー)による防災・減災の取り組みの今後の方向性などについて参加者で共有します。
プログラム
■各テーマセッション・連携シンポジウム代表からの報告
■ディスカッション
■まとめ
[コメンテーター]
松岡 由季 氏(国連国際防災戦略事務局(UNISDR)駐日事務所 代表)
立花 貴 氏(公益社団法人MORIUMIUS 代表理事)
[コーディネーター]
今村 文彦 氏(東北大学災害科学国際研究所 所長)