2023年3月26日
仙台市は、2024年3月9日(土)に「仙台防災未来フォーラム2024 仙台枠組折り返し みんなで今できる防災(こと)」を開催しました。
2024年3月9日(土) 9:30~16:30
仙台国際センター展示棟、青葉山公園仙臺緑彩館ほか
仙台市
宮城県、東北大学災害科学国際研究所
■仙台防災未来フォーラム2024
(1)発表:26団体
(2)オンライン発表:1団体
(3)ワークショップ:8団体
(4)ブース・ポスター展示:103団体
(5)車両展示:1団体
(6)ステージショー
(7)防災ヒーロー入団試験クイズラリー
(8)防災・減災スタンプラリー
(9)令和6年能登半島地震関連特別展示
約 4,100人
「仙台防災枠組」が折り返しを迎えたことを踏まえ、改めて枠組の理念にもある一人ひとりの主体的な活動と市民同士のつながりを意識する機会となるよう「仙台枠組折り返し みんなで今できる防災(こと)」をテーマに開催しました。
つながり作りのきっかけになるよう、ブースを展示している室内にオープンな発表エリアを新設し、出展者紹介等を行いました。
開催にあたり、市長より令和6年1月1日に発生した能登半島地震を受け、改めて仙台防災未来フォーラムを通じた経験や教訓の共有の重要性を呼びかけたほか、国連防災機関(UNDRR)駐日代表 松岡 由季氏からは、仙台防災枠組達成に向けた市民の取り組みの重要性についてお話がありました。
1日を通して、復興・伝承についての発表のほか、災害時の女性向けの備蓄品や多文化防災など、様々なテーマでの発表が行われました。ワークショップでは、カードゲームやすごろく等防災を楽しく学べるプログラムが行われ、ブース出展では、学生等による活気のある展示が多数行われました。
また、東北弁で紡ぐ防災落語や「防災」+「サイエンス」を掛け合わせた「防災エンスショー」には、子供から大人まで幅広い年代の方が参加していました。
クロージングでは、こども記者による出展者や来場者への取材の感想発表のほか、東北大学災害科学国際研究所所長 栗山 進一氏によるフォーラム総括では、経験や教訓を未来へつなぐための行動変容の重要性が述べられ、髙橋 新悦副市長からフォーラム開催への協力に対する御礼を述べました。
令和6年1月1日に能登地方で発生した地震により被害に遭われた方々への義援金募集のため、仙台防災未来フォーラム2024会場内に募金箱を設置しました。集計した結果、6,904円でした。ご協力いただいた募金は、日本赤十字社からの災害義援金として被災者の支援に役立てられます。皆さまからの温かいご支援・ご協力に感謝いたします。