2023年4月3日
仙台市は、2023年3月4日に「仙台防災未来フォーラム2023 ここから広げる 防災が身近な世界と未来」を開催しました。
2023年3月4日(土) 9:30~16:30
仙台国際センター展示棟ほか
仙台市
宮城県、東北大学災害科学国際研究所
■仙台防災未来フォーラム2023
(1)発表:15団体
(2)オンライン発表:2団体
(3)ワークショップ:5団体
(4)ブース・ポスター展示:77団体
(5)ステージショー
(6)体験ワークショップ
(7)世界の防災クイズラリー
(8)防災・減災スタンプラリー
■環境フォーラムせんだい2023
(1)発表:3団体
(2)ブース・ポスター展示:20団体
約3,900人(環境フォーラムせんだい2023含む)
「World BOSAI Forum/防災ダボス会議@仙台2023」の開催を受け世界とのつながりも意識しながら、「ここから広げる 防災が身近な世界と未来」をテーマに、復興・次世代への継承や防災・減災など様々なテーマから広い意味での「防災」について知る・考えるプログラムを実施しました。
SDGsや外国人住民と考える多文化共生時代の防災の取り組み等、様々なテーマによる発表が行われたほか、ブース・ポスター展示では、市民団体・学生による活動紹介や仙台市外からも出展者がおり多種多様な展示となりました。
また、仙台市東部沿岸部にある七郷地域にまつわる伝承や物語を朗読劇として上演したステージショーや、科学実験を交えた防災・環境ワークショップ、世界の防災文化が学べるクイズラリー等も実施しました。
今年度は「環境フォーラムせんだい2023」が会場内で開催され、防災だけではなく、環境についても学ぶ機会となりました。
クロージングでは、国連防災機関(UNDRR)駐日代表 松岡 由季氏から仙台防災枠組推進への期待を込めた挨拶や、「多様な視点で取り組む防災力UP講座 発信!中学生がつくる防災宣言―明日に備えて」のプログラム内にて防災宣言を作り上げた中学生による成果が発表されました。東北大学災害科学国際研究所所長 今村 文彦氏によるフォーラム総括では、2016年から毎年開催されている仙台防災未来フォーラムの継続の必要性が述べられ、郡 和子市長による閉会挨拶では、災害を次世代に繋げていく事の大切さを発言しました。
令和5年2月6日にトルコ南東部で発生した地震により被害に遭われた方々への救援金募集のため、仙台防災未来フォーラム2023会場内に募金箱を設置しました。集計した結果、8,394円でした。ご協力いただいた募金は、日本赤十字社からの災害救援金として被災者の支援に役立てられます。皆さまからの温かいご支援・ご協力に感謝いたします。