都市の日常を支えるインフラ「より良い復興」を目指して
仙台市では、東日本大震災で被害を受けた下水処理施設の再生や、住宅・マンションの耐震化向上のための支援など、さまざまな都市インフラにおけるハード・ソフト両面での防災・減災対策に取り組んでいます。 また、インフラの強靭化を進めるとともに、省エネルギーの取り組みや再生可能エネルギーの活用を促進しながら、防災と環境の両面から、持続可能な社会づくりへの貢献を目指しています。
津波被害を最小限に抑える多重防御
仙台市は、東日本大震災の津波により甚大な被害を受けました。 その経験をもとに、被災した東部地域の再生とより強靭な地域づくりに向けて、複数の施設で津波を防ぐ「多重防御」、津波から逃れる「避難」、住まいの「移転」を組み合わせることで、数百年に一度の規模の津波にも安全・安心を確保する対策を講じています。
エネルギーの地産地消を目指して
東日本大震災では、大規模・集中型のエネルギーシステムの脆さが露呈しました。 仙台市では、災害に強くエネルギー効率の高い分散型エネルギーの創出や再生可能エネルギーの導入を図るとともに、環境負荷の小さい次世代エネルギーに関する先端的な研究開発を推進しています。