昭和53年(1978年)の宮城県沖地震以降、仙台市は重要建築物の耐震化を進めるとともに、重要ライフラインの災害対策を強化してきました。東日本大震災ではこれらの対策が一定の効果を発揮し、地震による建物の倒壊は少なく、ライフラインに関しては一部供給停止が発生したものの、被害の拡大・長期化を回避し、早期の復旧・復興への着手を実施することができました。
仙台市ではさらなる安全・安心のために、これまで積み重ねてきたこれらの災害対策をより一層進めるとともに、経験と教訓に基づいた新たな対策を講じています。