2021年3月25日
令和3年3月7日(日曜日)、「仙台防災未来フォーラム2021」の発表プログラムの一つとして、「基礎から学ぶ仙台防災枠組」を開催しました。
今回の講座では、東北大学災害科学国際研究所の泉貴子准教授より、仙台防災枠組の内容や特徴について講義をいただきました。講義の中では、「仙台防災枠組」は仙台市民のみに関わるものではなく、世界のあらゆる国々が防災に真剣に取り組むために作られた指針であることが解説され、世界中の人々が東日本大震災を経験した仙台市民の防災の取組に注目しているというお話がありました。
続いて、過去に仙台防災枠組講座を受講されたお二人の発表者から事例発表がありました。南吉成中学校1年生の堀内夕太朗さんからは、様々な防災のイベントに積極的に参加して学んだ内容や、被災地での生態系の保全活動について発表がありました。仙台市地域防災リーダー(SBL)の若生彩さんからは、SBLとしての活動だけでなく、せんだい防災女性リーダーネットワーク、NPO法人防災士会みやぎ、仙台市社会学級研究会など、様々な団体に所属しながら地域を超えた活動を行っていることをご紹介いただきました。
受講生からは、「自分にも仙台防災枠組の実践ができそうだと感じた」「防災に関心のある若い世代の発表を聞いて力強く感じた」「生活に密着した活動内容の発表を聞き共感した」などの感想がありました。
【講座の概要】
■日 時 令和3年3月7日(日曜日)10時~11時30分
■主 催 東北大学災害科学国際研究所、仙台市
■会 場 仙台国際センター展示棟 会議室2
■参加人数 48名