防災環境都市・仙台 仙台市では「杜の都」の豊かな環境を活かしながら、
災害に強いまち「防災環境都市づくり」を進めています。

メニュー

令和元年度 ともに考える防災の未来 私たちの仙台防災枠組講座シリーズ「基礎から学ぶ仙台防災枠組~仙台防災枠組ってなに?~」開催結果概要

2019年11月6日

令和元年度「仙台防災枠組講座シリーズ」第2回目の講座として、9月27日(金曜日)および9月28日(土曜日)に、「基礎から学ぶ仙台防災枠組~仙台防災枠組ってなに?~」を開講しました。

今回の講座では、主に「仙台防災枠組」に初めて触れる方を対象に、講師の先生方が「仙台防災枠組」の内容や特徴について、国連防災世界会議での議論や市民の役割に触れながらわかりやすく解説。
過去に仙台防災枠組講座を受講し、地域で防災活動を積極的に行う市民による事例発表も行われ、町内会で防災・減災に取り組む方や、SBL(仙台市地域防災リーダー)の方、企業、自治体、学生など2日間で87名の方が受講しました。

講師の東北大学災害科学国際研究所・今村文彦所長からは、仙台防災枠組の採択により期待される成果と目標、4つの優先行動や、世界防災フォーラムでの議論などについて講義をいただきました。さらに、国内外の「知識が命を救った」事例について触れ、参加者へ「災害リスクを知る」ことの重要性を強調しました。
同じく講師の東北大学災害科学国際研究所・泉貴子准教授からは、世界には日本のように防災対策が進んだ国は少ないこと、災害による被害を拡大する貧困や気候変動などの背景にも着目する必要があることなどについて、具体例を交えて解説いただきました。

市民による活動事例発表では、地域住民の危機意識を高めるための啓発の重要性や、学校との連携による防災の取り組みの成果など、より地域に根差した具体的な活動が紹介されました。

受講生からは、「仙台防災枠組の全体像が分かって良かった。特に、専門の先生からのお話を聞くことができ、貴重な機会だった。」「地域内の災害リスクの話(事例発表)は、自分の町内会と災害リスクが似ているので、とても勉強になった。」「行政や企業、自治会の担当者だけが頑張っても、属している方々一人ひとりが頑張らなければ防災は進んでいかないと改めて感じた。」などの感想がありました。

【講座の概要】
■日  時  第1回 令和元年9月27日(金曜日) 14時~16時
       第2回 令和元年9月28日(土曜日) 14時~16時
■主  催  東北大学災害科学国際研究所、仙台市
■会  場  スタンダード会議室 仙台一番町ホール店 6階C会議室
■参加人数  87名(27日:63名、28日:24名)

※開催概要の詳細はこちら(PDF:706KB)

 

講座の様子

ページの先頭へ