2017年01月17日
第3回国連防災世界会議(2015年3月 仙台市)で採択された国際的な防災指針「仙台防災枠組」を市民の皆様と学び、理解を深めることを通じて、今後の防災・減災について地域や家庭での取り組みに役立ててもらうため、全5回の連続講座「ともに考える防災の未来―私たちの仙台防災枠組講座シリーズ」を開講していますが、9月3日に第2回講座を行いました。
講義では、東北大学災害科学国際研究所の村尾修教授とボレー・ペンメレン・セバスチャン助教より、国連防災世界会議で採択された仙台防災枠組の特色の一つ「災害に対する十分な備えとよりよい復興」の考え方や、多様な主体が防災や復興に関わることの重要性などについて、説明がありました。
その後、参加者が各自記入した「仙台防災枠組・優先行動チェックシート」を用いたグループディスカッションで、活発な意見が交わされました。最後にボレー助教は「日本のように防災対策が進んでいる国は他にありません。世界に誇れる『仙台防災枠組』をぜひ広めてください」と呼びかけました。
【講座の概要】
■日 時 平成28年9月3日(土曜日) 【午前の部】11時~13時 【午後の部】14時~16時
■主 催 東北大学災害科学国際研究所、仙台市
■会 場 せんだい3.11メモリアル交流館(地下鉄東西線荒井駅構内)
■参加人数 午前・午後の部 計78名
講座の様子
(1)講義:「優先行動とステークホルダーの役割」
講師:東北大学災害科学国際研究所
村尾修教授、ボレー・ペンメレン・セバスチャン助教
(2)ワークショップ:
グループディスカッション、グループ報告