2016年08月29日
第3回国連防災世界会議(2015年3月 仙台市)で採択された国際的な防災指針「仙台防災枠組」を市民の皆様と学び、理解を深めることを通じて、今後の防災・減災について地域や家庭での取り組みに役立ててもらうため、全5回の連続講座「ともに考える防災の未来―私たちの仙台防災枠組講座シリーズ」を開講しました。
8月7日に開催した第1回講座では、「市民のための防災枠組を学ぶ」をテーマに、東北大学災害科学国際研究所の今村文彦所長、泉貴子特任准教授より「仙台防災枠組」の特徴と多様な主体が防災・減災に取組む重要性などについて講義をいただいた後、参加者でグループディスカッションと発表を行い、「仙台防災枠組」についての理解を深めました。
当日は、100名を超える市民の方々が参加し「地域の防災力を高めるためにこの枠組をどう活用していったらよいか」「もっと具体的な活用方法について学びたい」等の活発な意見交換が行われました。最後に今村所長から「来年3月の仙台防災未来フォーラム2017の場などで、市民の皆さんの取り組みを世界へ発表していきましょう」と呼びかけました。
【講座の概要】
■日 時 平成28年8月7日(日曜日) 【午前の部】11時~13時 【午後の部】14時~16時
■主 催 東北大学災害科学国際研究所、仙台市
■会 場 仙台国際センター駅2階「青葉の風テラス」多目的スペース
■参加人数 午前・午後の部 計109名
講座の様子
(1)講義:「市民のための仙台防災枠組を学ぶ」
講師 東北大学災害科学国際研究所
今村文彦所長、泉貴子特任准教授
(2)ワークショップ:
グループディスカッション、グループ報告告
(3) 特別発表:
仙台白百合学園高等学校2年生 活動報告
「災害時における外国人の支援体制」