2018年06月19日
平成28年度より開講している、市民向け「仙台防災枠組講座シリーズ」を今年度も開講しました。仙台防災枠組講座シリーズは、第3回国連防災世界会議で採択された国際的な防災の取組指針「仙台防災枠組」の内容について多くの人に理解を深めてもらうための講座です。
今年度のシリーズ第一弾として、平成30年5月18日(金曜日)・19日(土曜日)に仙台防災枠組について初めて学ぶ方を対象として「基礎から学ぶ仙台防災枠組」を開講しました。町内会・自主防災組織で防災・減災に取り組む方や、企業、官公庁、NPO、学生など2日間合計133名の方が参加しました。
講座では、東北大学災害科学国際研究所の今村文彦所長、泉貴子准教授より仙台防災枠組採択の背景や内容、昨年11月に開催された「世界防災フォーラム/防災ダボス会議@仙台2017」での仙台防災枠組に関連した内容などについて講義をいただきました。また、平成28年度の仙台防災枠組講座シリーズ受講生から、日頃自分が取り組んでいる防災・減災活動と仙台防災枠組との関連について事例発表いただきました。
参加者の方からは、「国際的なレベルの話であると知り、驚いた」「自分にもできることがあると分かった」「事例発表が具体的で分かりやすかった」等の感想がありました。
【講座の概要】
■日 時 平成30年5月18日(金曜日)・19日(土曜日)14時~16時(どちらか1日を受講)
■主 催 東北大学災害科学国際研究所、仙台市
■会 場 スタンダード会議室 仙台一番町ホール店 6階C会議室
■参加人数 18日:76名 19日:57名 合計:133名
■事例発表 18日:特定非営利活動法人 防災士会みやぎ 菊地正衡さん
19日:せんだい女性防災リーダーネットワーク 大内幸子さん