2018年03月26日
平成28年度より、市民向け「仙台防災枠組講座シリーズ」を開講しています。これは、第3回国連防災世界会議で採択された国際的な防災の取組指針「仙台防災枠組」の内容について多くの方々に理解を深めてもらうための講座です。
平成29年8月6日、仙台防災枠組講座シリーズをこれまでに受講したことのある方や、すでに地域で防災・減災活動に取り組んでいる方を対象に、「応用編講座 仙台防災枠組から考える私たちの BOSAI」を開講しました。
当日は、災害科学国際研究所の今村文彦所長による、仙台防災枠組の概要の講義のあと、仙台市内で仙台防災枠組を生かし防災・減災の活動を行っている市民の方3名から、日頃の活動と仙台防災枠組との関係についてご発表いただきました。また、発表の後はグループごとに自分たちが取り組んでいる防災・減災活動を挙げ、仙台防災枠組の「4つの優先行動」のどれに当てはまるか分類しました。
受講生からは、「事例発表がわかりやすかった」「他の地域の活動内容を知ることができた」「仙台防災枠組を身近に感じられるようになった」等の感想がありました。
【講座の概要】
■日 時 平成29年8月6日(日曜日)14 時~16 時
■主 催 東北大学災害科学国際研究所、仙台市
■会 場 東北大学災害科学国際研究所 1階多目的ホール
■参加人数 28名
・せんだい女性防災リーダーネットワーク 大内幸子さん
・将監西町内会 関内昭一さん
・特定非営利活動法人 防災士会みやぎ 菊地正衡さん