2018年03月26日
平成28年度より、市民向け「仙台防災枠組講座シリーズ」を開講しています。これは、第3回国連防災世界会議で採択された国際的な防災の取組指針「仙台防災枠組」の内容について多くの方々に理解を深めてもらうための講座です。
平成29年7月9日、仙台防災枠組について初めて学習する方を対象とした講座「基礎から学ぶ仙台防災枠組 for World BOSAI Forum」を開講しました。講座では、東北大学災害科学国際研究所の今村文彦所長、泉貴子特任准教授より「仙台防災枠組」が採択された背景やその特徴、様々な立場の方が防災・減災に関わる重要性などについて講義をいただくとともに、今年11月の「世界防災フォーラム/防災ダボス会議@仙台 2017」及び関連行事についても紹介がありました。
当日は町内会・自主防災組織等で防災・減災に取り組む方や、企業、官公庁、教育機関など 95名の方々が参加。講義後は、席の近い方同士で感想を話し合っていただき、講座の内容を振り返りました。参加者の方からは「仙台防災枠組は行政だけが取り組む内容ではなく、自分たちにも身近なものであると分かった」「今後は自分たちの活動にも活かしていきたい」等の感想がありました。
【講座の概要】
■日 時 平成29年7月9日(日曜日)14時~15時30分
■主 催 東北大学災害科学国際研究所、仙台市
■会 場 TKP ガーデンシティ仙台ホール30A
■参加人数 95名