東北福祉大学防災士協議会Team Bousaisi 学生防災士
(写真左から)
代表 吉成 仁紀さん 古川 玲那さん 岡田 麻祐さん
東北福祉大学では、平成24年から「学生防災士」の養成に取り組んでいます。今回は、「木町通小学校学区合同防災訓練」(6月24日実施)に参加した、同校「Team Bousaisi」の学生防災士3名の方に、学生ならではの防災活動への取り組みについて、お話を伺いました。
▲小学生と防災ゲームをする様子(木町通小学校)
私は、避難訓練の後、小学1・2年生に「防災出前教室」を行いました。地震や防災に関するクイズ、防災ゲームを通して、地震や防災のことを楽しく学んでもらえたと思います。防災というと堅いイメージがありますが、小さい子どもにもわかりやすく防災を学んでもらい、実際に災害が起きた時にどのように行動したら良いか、大人と一緒に考えてもらえるよう、年齢層に合わせて話し方や伝え方を工夫することが大切だと感じました。▲中学生に新聞紙で作る防災スリッパをレクチャーする様子(第二中学校)
私は、より専門的な知識を学び、SNSなどを通して他の若い世代や防災士の方にも役立つ情報を発信していきたいと思います。そして、その方々がさらに自分の言葉で防災の知識や震災の教訓を子どもや高齢者など幅広い年代の方へ伝えていくことを目指し、活動をしていきたいです。東北福祉大学防災協議会Team Bousaisi
日本防災士機構が認証する「防災士」の資格を取得した現役東北福祉大学生による団体。現在「学生防災士」として63名が在籍し、「若い力」が果たすべき役割は何かを常に考えながら、避難所運営訓練(HUG)や災害図上訓練(DIG)等のスキルアップ研修はじめ、地域の防災訓練への協力・支援、Facebook、ラジオ放送等、町内会・学校・企業・防災関係機関と連携し、多彩な防災活動を行っている。日頃の団体の活動が評価され、今年6月23日に日本防災士機構から「防災士」として大きな功労のあった個人・団体に表彰される「防災士功労賞」を受賞。