防災環境都市・仙台 仙台市では「杜の都」の豊かな環境を活かしながら、
災害に強いまち「防災環境都市づくり」を進めています。

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私たちが考える未来の「防災環境都市・仙台」

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仙台防災未来フォーラム クロージング登壇
仙台市南吉成小学校
前列左
堀内 夕太朗さん
宮城県仙台第一高等学校
前列右から
渡辺 夏歩さん 松永 充樹さん
後列右から
高橋 凜圭さん 庄子 沙也加さん 幡 舜介さん

 

2019年11月10日に仙台国際センターで「仙台防災未来フォーラム 私たちの防災を届けよう 世界へ、未来へ」が開催されました。
「仙台防災未来フォーラム」は、震災の経験や教訓を未来の防災につなぐため、防災を学び、日頃の活動を発信できるイベントとして仙台市が2016年から開催しています。

今回は、スイスで隔年開催の「防災ダボス会議」と連携し、今回2回目の開催となる国際会議『世界防災フォーラム』と、企業等による防災技術・製品の展示などを行う『震災対策技術展』が仙台国際センターで同時開催されました。

当日は、次世代を担う学生6名が3イベントを見学。英語で進行するセッションの聴講やブース・パネル展示の見学、防災技術や防災食の体験など、防災・減災にかかる様々な取り組みに触れました。
「仙台防災未来フォーラム」のクロージングでは、学生たちが3イベントを体験した感想とともに「未来の防災環境都市・仙台」についての考えを発表し、防災・減災の取り組みを続けていくことの重要性を確認しました。

 

各登壇者がクロージングで発表した「仙台防災未来フォーラム」の感想等をご紹介します。
※「未来の防災環境都市・仙台」についての作文はそれぞれのリンクからご覧いただけます。

 

■仙台市南吉成小学校 堀内 夕太朗さん

堀内 夕太朗さん

第1回子ども会議に参加した時、両親に災害の様子やその時の苦労を聞いて、防災に興味を持つようになりました。
以前、東北大学災害科学国際研究所の今村先生が「仙台防災枠組は登山に似ている」というお話をされていたのですが、実際にフォーラムに参加してみて、いろいろな人が防災という目標に向かって登山のように様々なルートで取り組んでいるんだな、と思いました。
防災と合わせて環境問題にも関心があり、夏は雨水を貯水して庭に打ち水をしたり、クーラーの使用を控えたり、CO2削減のためできることを行っています。

作文:「未来の防災環境都市・仙台」について

 

■宮城県仙台第一高等学校 庄子 沙也加さん

庄子 沙也加さん

防災は防災食や建築など様々な分野の発展に関わっていると感じました。
防災は花の種のように簡単に植えることができ、それを大切に育てる、つまり日々防災の意識を持ち続けることで、被災して辛い思いをしたときに花開き、悲しみや辛さを癒してくれるのではないかと思います。
防災が意識せずとも当たり前に浸透している、未来の「防災環境都市・仙台」が実現したらいいと思います。多くの人の防災に対する温かい思いが私たちの将来に根強く残り、人々の間に浸透して、辛い思いをする人がいなくなるような仙台に・世界になったらいいなと思います。

作文:「未来の防災環境都市・仙台」について

 

■宮城県仙台第一高等学校 高橋 凜圭さん

高橋 凜圭さん

約千年前に東日本大震災と同じような大津波が起きたという話を様々な場所で聞いて、その経験があったのになぜ今回また大きな被害があったのだろうと考えました。昔の文献が残っていても写真がなかったり、その時代の言葉が今の言葉と違っていたりして、詳細が分からないことが一因なのではないかと考えています。
現在は、映像・3D・VRなどを通して被災者の視点がリアルにわかるので、千年後に同じような津波が起きた時に備えて、たくさんの映像や写真を残すことが大切だと思いました。

作文:「未来の防災環境都市・仙台」について

 

■宮城県仙台第一高等学校 幡 舜介さん

幡 舜介さん

以前から大人が防災に取り組んでいることは知っていましたが、フォーラムで僕たちと同じような高校生や大学生が防災に向けて努力しているのを見て、自分たちも防災のために努力していかなければならないなと改めて感じました。
また、ダンボール等の活用を見て、身近なものから自分たちに必要なものを作り出すことはとても大切なんだなと強く感じました。

作文:「未来の防災環境都市・仙台」について

 

■宮城県仙台第一高等学校 松永 充樹さん

松永 充樹さん

「クロスロード」という意見交換のためのグループワークを体験したり、実際に防災に向けて行われている研究や取り組みを見たりして、具体的にどういう意義があるのか、どのような取り組みをしているのかを知ることができ、とても興味深い内容でした。
貴重な体験ができたので、家庭や学校で、自分の家族や友人に、こういう体験をしたんだよ、ということを話して身近な人と防災の意識を高めていけたらいいなと思いました。

作文:「未来の防災環境都市・仙台」について

 

■宮城県仙台第一高等学校 渡辺 夏歩さん

堀渡辺 夏歩さん

今回のフォーラムでは会場内に英語の展示や表記がたくさんあったので、仙台から世界へ防災を伝えていこうという強い気持ちが感じられました。
また、今まで防災食と言えば乾パンなど似たようなものばかりだと思っていたのですが、様々な企業が開発している普段の食事に近い防災食や、空気から水を作りだす技術などを目の当たりにしてとても感動しました。防災食は東日本大震災の時から飛躍的に発展していて、とても驚きました。

作文:「未来の防災環境都市・仙台」について

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