防災環境都市・仙台 仙台市では「杜の都」の豊かな環境を活かしながら、
災害に強いまち「防災環境都市づくり」を進めています。

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熊本へ伝える、“心の復興”。

西塚孝平さん

東北大学地域復興プロジェクト
HARU(はる)
東北大学教育学部3年

西塚孝平さん
(仙台市出身)

小学生の頃からボランティアに関心があり、大学入学後、HARU(はる)で活動を始めました。HARUは東日本大震災直後に先輩たちが立ち上げたボランティア団体で、震災当初は避難所運営支援やがれき撤去、その後は仮設住宅に入居されている方々の心のケアなど、さまざまな活動を行ってきました。自分自身もこれまで、仮設住宅での足湯ボランティアなどの活動を行ってきました。

熊本地震の被災地支援は、5月のゴールデンウィークから現地支援を開始し、東北大学課外・ボランティア活動支援センターの藤室玲治先生他、東北大学東日本大震災学生ボランティア支援室SCRUM(スクラム)やメンバーとともに、避難所の実態調査、足湯ボランティアなどを行ってきました。足湯や手もみ、会話(傾聴)を通して被災された方々に肉体的な疲れや不安を少しでも解消し、心の安らぎを取り戻してもらうという“心の復興”を目指しています。

▲熊本県美里町でのガレキ撤去▲熊本県美里町でのガレキ撤去

▲熊本市の避難所での足湯ボランティア▲熊本市の避難所での足湯ボランティア

熊本市内の避難所で被災された方々の声を伺った際、特に女性の方から「お風呂に入れないのが辛い」という声が聞かれており、足湯を体験した皆さんに大変喜んで頂くことができました。また、一緒に活動した「熊助組(くますけぐみ 熊本大学工学部社会環境工学科生が主体となって組織するボランティア団体)」の皆さんに、被災された方々とのコミュニケーションや傾聴の大切さなど、HARUの活動を通じて得た震災の経験や教訓を活かしたアドバイスができました。

今後も熊助組と交流しながら、支援活動を続けていく予定です。

東北大学地域復興プロジェクトHARU(はる)

東日本大震災直後の2011年3月24日に東北地域の復興支援・地域再生を目的として設立された東北大学公認のボランティア団体。
これまで、仙台・東北を中心とする災害の被災地で避難所運営支援やがれき撤去、仮設住宅に入居されている方々の心のケアなど、さまざまな活動を実施。
TEL:022-795-4948(東北大学課外・ボランティア活動支援センター) E-mail:koho@haru-tohoku.org
ホームページ:http://www.haru-tohoku.org/

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