コミュニティ防災センターの資機材倉庫
仙台市では、家庭内での災害用備蓄物資として、一週間分の食料、飲料水、最低限の生活物資及び医療品の準備を推奨しています。一方で、市としても計画的な公的備蓄を行っています。
震災時の最大避難者数10万6千人の2日分の食料(6食)と飲料水(2リットル)、粉ミルク、テント式プライベートルームや紙おむつなど、女性や高齢者・乳児などに配慮した物資を指定避難所・区役所に備蓄しているほか、防災資機材倉庫を併設したコミュニティ防災センターを101カ所、センターがない地区には簡易型防災資機材を整備し、災害時の自主防災活動に必要な各種機材を備蓄しています。
平成22年、仙台市は政令指定都市として初めて、災害用備蓄物資の保管方法として流通在庫備蓄方式を導入しました。この方法は、仙台市が購入した紙おむつ、生理用品、トイレットペーパーなどの備蓄物資を企業の流通ルートに乗せ、流通在庫の一部として企業の倉庫に保管し、災害時には避難所に搬送するものです。使用期限到来に伴う更新が不要で、購入経費が節約でき、保管用の倉庫を必要としないメリットがあります。震災時も、この方式に基づいて備蓄物資が提供されました。
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