段ボールジオラマを用いた防災授業
災害時に適切な行動が取れる人を育てるため、震災後に新たな防災教育の方針「仙台版防災教育実践ガイド」を策定し、平成28年度(2016年度)から全市立小・中学校で防災教育を実施しています。防災教育の推進において中心的な役割を担う防災主任を全校に配置するとともに、仙台市独自の仙台版防災教育副読本を全児童生徒に配布し、各教科等で活用している。
東日本大震災の教訓や、地域の災害リスクを伝えるため、震災遺構仙台市立荒浜小学校の見学(令和4年度(2022年度)からは全市立小学校で実施)を行うとともに、地域の地形を立体ジオラマで再現し、地域の災害リスクについて子どもたち自らが考えるワークショップ授業なども実施しています。
防災教育副読本
児童生徒に震災の教訓を伝え、記憶の風化を防ぎ、災害に関する正しい知識や防災対応力を身に付けさせることを目指して作成しています。
「学習課題」や「記入欄」を設ける、震災の体験談を掲載するなど、児童生徒の主体的な学習を支援する工夫を凝らしています。また、小学校1~3年生用、4~6年生用、中学生用の3分冊構成とし、発達段階に配慮するとともに、重要な学習事項を繰り返し取り上げ、定着を図るようにしています。
関連リンク
お問い
合わせ仙台市教育センター
022-251-7441
info-web@sendai-c.ed.jp