東日本大震災における避難所運営での課題や、実際に運営に携わった地域の声を踏まえて、新たに「避難所運営マニュアル」を作成し、平成25年度(2013年度)に運用を開始しました。このマニュアルを雛形に、町内会などの地域団体と行政、施設管理者が一体となり避難所ごとの運営のあり方を再検討し、各避難所の地域特性を踏まえた独自の「地域版避難所運営マニュアル」を作成しています。
各地域においては、「地域版避難所運営マニュアル」に基づき、地域特性を考慮しつつ、女性や障がい者、外国人への対応も取り入れるなど、多様なニーズに配慮しながら、避難所の運営に取り組んでいます。
多様化する自然災害や避難所での感染症対策に対応するため、新たな雛形となる「大雨時避難・開設編」や「新型コロナウイルス対策追加事項」の追加も行っており、各地域において「地域版避難所運営マニュアル」への反映を行っています。
お問い
合わせ危機管理局防災計画課
022-214-3046
kks000120@city.sendai.jp
避難誘導訓練
大規模地震や津波などの災害から命を守るため、年間を通じて自助、共助、公助による訓練をバランスよく実施し、市民の総合力による防災の実現を目指しています。
毎年6月12日の「市民防災の日」の前後には、市民参加型の訓練として、職場や家庭などで一斉に机の下にもぐるなどの自分の身を守る訓練(シェイクアウト訓練)を始めるとともに、事業所や家庭内での備蓄物資の確認などを実施しています。また、9月上旬の防災週間に合わせた、公共交通機関の停止を想定した帰宅困難者対応訓練、11月5日の「津波防災の日」前後の日程では、東部沿岸地域の津波避難エリアでの津波避難訓練を実施します。
このほか、各地区の総合防災訓練では、地域が主体となって新たな参加者層の掘り起こしを行うなど、地域防災力の更なる向上を図ります。
関連リンク
お問い
合わせ危機管理局減災推進課
022-214-3048
kks000130@city.sendai.jp