対策前
対策後
仙台市の下水道事業は明治32年(1899年)より整備を行っており、古くに整備した下水道施設は現在の耐震基準に照らし合わせた際に耐震性が乏しく、地震動による破損、倒壊などにより流下機能の喪失、道路陥没等のリスクを抱えていることから、早急な対策が必要となっています。
最も重要な処理場である南蒲生浄化センターは、東日本大震災の復旧の際に現行の耐震基準に基づき復旧を行っています。その他の処理場・ポンプ場については、順次耐震化を行っているところです。
一方、下水道管きょについては最も重要な幹線である第1,2南蒲生幹線は、常時満水で内部の調査すら困難であることから、両幹線の機能を受け持つ新たな幹線を整備しているところです。整備完了後は、第1,2南蒲生幹線の内部調査を行い、必要により耐震化を図ることとしています。その他の下水道管については、耐震性に乏しく老朽化も進んでいる市中心部より対策を行っているところです。
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