震災では、電気・ガス・ガソリンなどの供給が途絶し、避難所運営などの初期対応においてさまざまな問題が生じました。こうした経験を踏まえ、令和元年度までに、指定避難所となる小中学校など197カ所に太陽光発電と蓄電池を組み合わせたシステムを導入し、災害時における自立型の電源の確保と、平常時のCO2の削減を図ります。停電時には、昼は太陽光発電、夜は蓄電池に切り替えて電気を確保することで、防災無線やテレビなどの情報通信機器、照明などの使用が可能になります。
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平常時 | 太陽光で発電した電力を供給し、CO2の削減に寄与します | 蓄電池が放電状態の時は、夜間に充電します |
停電時 | 太陽光で発電した電力を供給し、同時に蓄電池へ充電します | 昼間に蓄電池へ充電した電力を供給します |
太陽光発電パネル(あすと長町こぶたの城保育園)
仙台市の地域防災計画に基づく拠点として指定を受けているなど、災害時に地域の防災拠点となる民間施設に対して、防災拠点機能を維持するために必要な再生可能エネルギーなどの設備を導入する場合、その費用の1/2を補助しています。
平成25年度から令和元年度までに11施設に対し補助を行いました。
お問い
合わせ環境局環境部地球温暖化対策推進課
022-214-8057
mac001640@city.sendai.jp